エゴの木の害虫 テッポウムシ(カミキリムシ)の駆除方法

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私の家の庭にはエゴの木とヤマボウシの2本のシンボルツリーがあります。

ある日エゴノキをなにげに見てみると、根本付近に見たことがない粉カスの固まりをたくさん発見しました!

これは何か害虫がついたのだろうと調べてみたら、やはり害虫がついたようです。その害虫の正体はテッポウムシ(カミキリ虫の幼虫)でした。

今回はこのテッポウムシの駆除に成功したので、駆除方法を紹介いたします。

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テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)とは?

カミキリムシとはこのような昆虫です。

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【https://ja.wikipedia.org/wiki/カミキリムシ】

テッポウムシが成虫になるとカミキリムシになります。

見たことがある人は分かると思いますが、顎が大きく、触覚部分が長くて足が長いのが特長の昆虫です。捕まえると「キイキイ」と変な鳴き声を出します。

捕まえるときは、長い触覚部分を持つと簡単に捕まります。ただし、顎とキバが強いので噛まれないように注意しましょう。

ちなみにテッポウムシはこんな感じです。

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【https://ja.wikipedia.org/wiki/カミキリムシ】

ヤバイですよね?

粉カスを放置しているとこんな感じで木が喰われてしまうので、みつけたら即効で駆除しましょう!

最初にテッポウムシがいる穴を見つける

まずエゴノキの根元付近を見てみると、このような粉カスの固まりを見つけたらほぼ間違いなくテッポウムシが侵入しています!

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非常に分かりにくいですが、赤い○の部分です。

写真を撮影した時にはすでに粉クズの固まりを処分してしまったので、これだけになってしまったのですが、実際はもっと大量にありました。

次に、木に穴がないかを良く確認します。

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うちのエゴノキでは直径1~2mm程度の穴を3ヶ所ほど発見しました。

この穴の中にハリガネを突っ込み、穴が上下奥の方に続いているようであれば確実にテッポウムシが侵入しています!

このままではエゴノキが枯れてしまうので、確実に駆除していきましょう。

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テッポウムシの駆除方法

私が行った駆除方法は、テッポウムシが潜んでいる穴に専用の駆除スプレーとハリガネを使用して駆除しました。

木の穴を見てみると直線的に空いているように見えますが、実際は上下に穴が広がっている(上記テッポウムシの画像参照)ので駆除するのは簡単ではありません。

そこで、ノズル部分が上下、正面と3箇所穴が空いたキンチョールEを使うと容易に駆除することが可能です。

ハリガネは園芸用でも機材用でもなんでも良いのですが、なるべく開けられた穴くらいの大きさである太めのハリガネを使うと良い感じです。

駆除の具体的なやり方としては、穴に向かってハリガネを使って突っつき、それにプラスして殺虫剤をいれこむだけです!

1回ではまず駆除しきれないので、何回か繰り返し行うことが重要です!

駆除をしても穴の下に粉クズが出るようであれば、まだテッポウムシは駆除できていませんので、粉カスが出なくなるまでハリガネと殺虫剤を使い、繰り返し何度も駆除を行いましょう。

テッポウムシが木から這い出てきた!?

私の場合テッポウムシに開けられた穴が3ヶ所ほどありましたので、完全駆除するまでに1週間ほどかかりました。

穴は3ヶ所ありましたが、テッポウムシが何匹穴の中にいたのかは不明です。穴が3ヶ所でしたから最低でも3匹はいたのであろうと思います。

で、最後の1匹はかろうじて?脱出に成功したようで、エゴノキの根元付近に這い出ていました。

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幼虫でしたが、カミキリムシになる頑丈そうなキバはすでにありました。このキバで木を食べているのでしょうね。

こんな小さな幼虫が大きなエゴノキを枯らしてしまうのですから恐ろしいです!

テッポウムシはエゴノキ以外にもとりくつらしいので、木の根元付近に木くずのような固まりを見つけたら早めに駆除するようにしましょう。

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