仕事でパソコン作業が多いと、ひどい肩こりに悩まされている人はとても多いです。また肩こりだけではなく、目の疲れ、頭痛、吐き気、疲労感などの症状も出てくる人もいます。
肩こりは主に、姿勢の問題、血行不良や筋肉の衰えから発症しやすいものですが、痛すぎる肩こりはなんとしても治したいところですよね。特に、パソコンを仕事で使う機会が多い人はなおさらです。
そこで今回は、肩こり解消法のアンケートを取り、実際に運動で肩こりを解消した体験談を公開いたします。肩こりは頭痛も関連していますので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
運動で肩こりを解消した口コミと体験談
腕たせ伏せ運動で肩こりと頭痛が解消
【「腕立て伏せ」で肩こりを撃退】
■女性、30代
パソコン作業や育児などで気がつくと肩が凝っているということがよくあり、そうなると背中も凝り頭痛を起こしてしまうと大変でした。
鎮痛剤を飲んでも根本的な問題が解決されていないので、次の日にはまた同じことの繰り返しでした。何か根本的な解決ができる方法はないかと模索していたところ、主人から「運動したら?」と言われました。
子どもも幼いのでなかなか自分の時間を作ることが難しいと躊躇していたら、「テレビ見ながら腕立て伏せでも始めたら…」とさらに言われちょっとやってみようかなと何年ぶりかの腕立て伏せに挑戦することにしました。
初めはほとんど腕が曲がらず、全身が筋肉痛になりました。また、あまりの出来なさに主人に大笑いまでされました。でも、続けていくうちに腕が曲げられるようになりました。数も少しずつですが増やしていけるようになりました。
その結果、肩こりも減り頭痛も起こらなくなりました。怠けてしまうとまた肩こりを感じるので、腕立て伏せの効果が出ていると実感しています。
ラジオ体操で偏頭痛と肩こりが治った
【ラジオ体操で肩こりがましになりました!】
■女性、20代
仕事上パソコンを使わないといけないので、毎日肩こりに悩まされていました。具体的に困っていたことは、週に1回は偏頭痛で寝込んだり、痛くて日常生活に支障が出ていたことです。
そんなときに職場の人が「ラジオ体操するといいよ」と教えてくれました。その人は毎日ラジオ体操をしているおかげで肩こりが治ったんだそうです。ラジオ体操だけで?と半信半疑だったのですが、やってみることに。
ラジオ体操というのは、普段しないような動きや普段伸ばさないようなところを伸ばすので、やっているときから血行が良くなっている感じが伝わってきました。さすが、昔からずっと続いている体操なだけあります。
1ヶ月ほど続けていると、前よりも肩こりがだいぶ楽になっていることに気づきました。偏頭痛で寝込む回数も少なくなったのです。
腕回しでひどい肩こりと吐き気が解消
【腕回しと湿布で肩こり解消】
女性、20代
肩こりが酷く、肩こりを感じると頭が痛くなったり目に疲れを感じることもあり、それらによって吐き気がするほど気持ち悪くなることもありました。肩こりが酷いことを母親に相談すると、腕を大きく後方に回すといいと言われました。
回数は特に決めず、私は10回程度グルグル回してみました。すると肩の周辺の血行が良くなった感じがして、温まり肩が軽くなった感じがして楽になりました。
そして、かかりつけの病院に行った際についでに肩こりのことを相談してみました。するとロキソプロフェンという名前の湿布を処方してくれました。寝る時に両肩に貼ってみましたが、ジワジワと成分が浸透してくる感覚がありました。翌朝になると肩はすっかり軽くなっていました。
これらで肩こりが解消されると肩や腕が軽くなりました。そして、肩こりによって頭痛がすることが多かったので頭痛薬を飲むことがなくなりました。
パソコンとマウスの位置修正で肩こり解消
【仕事中の姿勢で肩こり解消!】
女性、40代
仕事でパソコンを使用する時間が長いため肩こりが酷くマッサージに行っても効果が持続せず悩んでいました。
そんな時、たまたまテレビでパソコンを使ってデスクワークをする際に”肩こりにならない姿勢”について詳しく説明していました。それを見ると自分の肩こりの原因がとても良くわかりました。その注意点とは①パソコンとマウスの位置が正しいか②作業中肩に力が入っていないか③寝るとき枕の高さが合っているか、という点でした。
そこでこれらを意識し①ではマウスとキーボードを手前に引き寄せるようにし(体から離れているほど肩がこるため)、②ではどうしても作業に集中していると無意識のうちに肩に力が入ってしまうのでかなり意識してリラックスを心掛け、余分な力を入れないようにしてキーボード入力をするようにしました。
また③では高すぎる枕は肩こりの元となるので従来より低くしました。これらの改善策のおかげである日突然「そういえば最近肩こりが気にならなくなったなぁ・・!」と急に気が付きました。それに伴い偏頭痛の頻度も減りました。
肩こりが起こる原因とは?
肩こりになる原因は、同じ姿勢による筋肉の硬直、筋肉疲労による血行不良から起きる事が多いです。特にデスクワークが多い人にひどい肩こりになる症状が見られ、偏頭痛、めまい、吐き気なども発症することがあります。
また冷房による冷え性、パソコン画面を見続けていることで起こる眼精疲労、ドライアイにもなり、まずます症状が悪化していきます。
参考:冷房(クーラー)病になる原因と症状!吐き気や頭痛の対策法と治し方
まとめ
肩こりが酷くなってくると、仕事だけではなく、家庭やプライベートにも影響が出てきます。また現代ではストレスによる肩こり症状もあるようなので注意が必要です。
万年肩こりに悩まされている人は、上記の肩こり解消を試してみてはいかがでしょうか?試しても改善されないなら、整形外科で診療を受けましょう。