女性ならではの生理痛で悩んでいる方は意外とたくさんいるのではないかと思います。この生理痛が「なんかいつもと違う」と感じるようでしたら要注意です!
今回の体験談の女性は、毎月ひどい生理痛に悩んでいました。ところが、ある日の生理痛は異常な痛みで、痛み止めも効果がなく、満足に歩けないくらいの症状になりました。
その後病院で診察を受けたら子宮内膜症、破裂の危険性があるチョコレート嚢胞と診断され緊急入院して治療を受けました。ぜひ参考にされて下さい。
生理痛から子宮内膜症に進行した体験談
※原文のまま掲載しています。
たかが生理痛と思っていたら子宮内膜症へ
【20代 女性】
私は前々から生理痛の重さに悩まされていました。その月の生理痛は「今回はそんなに重くなさそうだな」そう思い、念のため痛み止めの薬を飲んで仕事に行く用意をしていました。
いつもマイボトルに飲み物を入れてカバンにいれるのですが、飲み物を入れているときに「あれ?なにこの痛み、、、。」と、一気に冷や汗の出るような痛みに襲われました。
生理痛といえば下腹部が痛くなったり、腰が痛くなったりということが多いかと思いますが、その時の私は下腹部痛にプラスして腹部全体が息をすると痛むような状態でうずくまることしかできませんでした。
仕事に行く準備をしていましたが、あまりの痛さに動くことができなくなってしまったため、慌てて会社に休みの連絡をいれました。そのあとは痛み止めも全く効かず、布団に横になることさえできず、ただひたすら丸くなりタオルを抱きかかえて痛みに耐えていました。
そして真夜中になっても寝ることもできず、これはただの生理痛ではないと判断し、早朝救急病院にかけこみました。その頃には立ち上がることすらままならなくなっており、最後の力とばかりに気を奮い立たせ、やっとの思いで着替え病院へ。
幸いなことに婦人科の先生が居り、診てくださることに。痛み止めの座薬をいれてもらいやっとの思いでベットに横になりました。
血液検査、超音波検査の結果、炎症値が異常数値のため緊急入院。「思っていたよりも酷い状態」と先生に言われ涙がこぼれそうでした。そのままま、あれよあれよと病院のベッドに案内されすぐに抗生剤の点滴を打つことに。
かかりつけの病院だったため半年前にも来院していたのですが、内診の結果、子宮内膜症、チョコレート嚢胞との診断でした。「半年前は内膜症の気があるかもね」程度だったのに、その時は7センチにまで大きくなってしまっていました。
入院中はしばらく抗生剤の点滴での処置とMRI検査等を行い、数日で数値が安定したため退院となりました。退院後は、ホルモン剤の服用と検診のため通院しています。まだ破裂する可能性があることを指摘されているため激しい運動はとめられています。
たかが生理痛と思わずにいつもと何かが違うと思ったらすぐに病院に行くべきだと女性のみなさんにお伝えしたいです。
生理痛でこの症状は要注意!
毎月生理痛で体調を崩したり、痛み止めが効かなくなっている。また、生理じゃないのに下腹部が痛むような症状は、もしかしたら子宮内膜症になっている可能性が非常に高いです。
子宮内膜症を放置してしまうと最悪の場合赤ちゃんが産めなくなる可能どころか、あなた自身の命も危うい可能性がでてきます。もし当てはまるようでしたら、すぐにでも病院で診察を受けましょう・
まとめ
ひと昔前の家庭は子沢山で、妊娠出産する期間が多かったために、生理痛を経験する期間が少なかった。しかし現代は子供を産む人数が減り、子供を生まない女性も増えました。
その分、昔の女性に比べて何倍もの生理痛を経験しているために子宮内膜症になるリスクが非常に増えています。少しでも異変を感じたなら早めに専門医師に相談しましょう。