元弁護士、歯医者のブラジル人が日本で安月給の派遣で働く現実

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今回は元弁護士、歯医者のブラジル人が日本で安月給の派遣で働く現実について書いていきます。

私が今まで3つの派遣会社と派遣先を経験したと書いてきたのですが、今回はその2つ目の派遣会社と派遣先でのお話です。

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違和感を感じた派遣先企業

・2つ目の派遣会社をCとします。
・2つ目の派遣先をDとします。

ひとつ目の派遣先Bから派遣切りを受けて(※派遣切りは突然やってくる)、2つ目の会社に移ることになりました。2つ目はあっさりと見つけることができたのですが、面接時から嫌な違和感を感じました。(派遣会社と派遣先) その違和感がのちに的中するのですが、それは別の機会に書きますね。

外国人が多い派遣会社

2つ目の派遣先Dの会社は某有名メーカーの某製品の下請け会社でした。今回の仕事ではピッキングすることはなく、用意されている部品を工場ラインにフォークリフトを使って指定の場所に持っていき、完成品を出荷場所に持っていくだけの仕事です。ですので、ほぼリーチフォークに乗りっぱなしでかなり足が疲れます。

このエアコン部品が結構高価な物なので、完成品の持ち運びはかなり慎重にしなければなりません!なぜなら完成品を少し凹ませただけでも出荷できなくなるので、数百万単位の損益となるからです。

頭が良いブラジル人が多い

で、ブラジル人の話ですが、派遣先Dでは多くの外国人労働者が働いていました。一番多いのはブラジル人で、他にも他国の外人労働者がたくさんいました。これらの外国人が日本で働く理由は「出稼ぎ」です。祖国では働く場所がないので仕方なく日本に出稼ぎに来ているそうです。日本語がペラペラな人もいればできない人もいましたが、大体の人はなんとか日本語が通じます。

私と同じフォークリフトに乗って仕事している仲間で日系ブラジル人がいました。その人はかなり太ってましたけど、日本に長く住んでいることもあって日本語がペラペラです。ブラジル語はもちろんのこと英語も多少会話することが可能。そんな頭が良い人でも私より低い時給で働かされているのです!

大卒でも中卒の日本人より安い時給

詳しい時給は聞いていませんが、外国人労働者は日本人の時給よりは安いと聞いています。同じ仲間の日系ブラジル人は見た目日本人とほとんど変わらないというか言われないと気がつかないです。ですが、日本人ではないというだけで安月給で働いています。すごくマジメで優秀な働き者です。

しかし、それでもブラジルよりは全然マシなようです。聞いた話ではブラジル経済は相当深刻で、いくら学歴が良くても貧困な家庭では満足に働く場所が見つけられない国のようです。実際そこの派遣先では元弁護士、元歯医者などの超頭が良い日系ブラジル人もいました。最低学歴が大学卒、医大などの出ていなければ取得できない資格なのに中卒の私の時給以下で働いているのです。しかも給料の大半は祖国の家族に仕送りで消えてしまいます・・・

今はインターネットが世界に普及しているのですから、それだけ頭が良ければいくらでもやりようはあると思うのです。ですが、お金がないという現実に思考能力が低下して何もできなくなってしまうのでしょうかね?それとも自分で稼ぐという考え自体が思い浮かばないのでしょうね。

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厳しい未来

何にしても、これからは日本人が派遣で働くのもどんどん厳しくなっていくでしょうね。

なぜなら・・・

そうですね、仮にあなたが雇い主だと考えてみてください。

今回のブラジル人のように頭が良くて学歴も良く、真面目で働き者で安い給料で雇える人がいたとしたら、日本人よりもブラジル人を選ぶと思いませんか?私がしている仕事でも、状況によって外国人のほうが良いと感じれば間違いなく雇うことでしょう。

コストダウンは続く

以前ニュースで見たのですが、企業も派遣やバイトでできるところはとことんコストダウンさせていくとありました。と考えれば、おのずと日本語ができる外国人を雇う企業がどんどん増えてくのではないかと思います。もう増えているのかも知れませんが。

私は派遣法などの法律に詳しいわけではありません。ですが、「世の中の動きを感じて、自分で調べて、自分で考えて、予想して動く」というのはすご大事なことだと思います。

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