手や指を切って突発的に怪我をしていまい、ポタポタ出血があるとすごく焦りますよね?しかも凄く痛い!
手や指のすりキズ、切り傷は程度の大きさをよく確認して止血、治療を行う必要があります。傷の処置の仕方によってはバイ菌が傷口から侵入して破傷風になることもあるので、しっかり確認して対処をしましょう。
ここでは、切り傷、スリキズで出血した場合の処置の仕方を詳しく解説していきます。
すり傷の場合の対処法
まずは出血量、傷の大きさ、深さ、汚れ具合の3つを良く確認してください。
運動中などの外で怪我をした場合は、土やほこり、砂などで汚れている場合が多く、消毒をしないで放置してしまうと化膿して破傷風になる危険性があります。
1.傷口が汚れていたら水道でよく洗ってから処置をする。
2.出血量が多い場合は布等で止血をする。
3.異物混入している時はすぐに病院へ
切り傷の場合の対処法
ガラスや尖った破片等で切った場合、すり傷の時と同じく、キズの大きさ、深さ、汚れ具合の3点を良く確認する。
1.キリキズが汚れていたら水道水でよく洗い、消毒薬で処置をする。
2.傷口が小さい場合は絆創膏で処置。
3.傷口が大きく出血量が多い場合には、消毒ガーゼで止血する。あるいは病院で診察を受ける。
※皮膚より奥の神経を切ってしまうと、出血は止まっても指が動かなくなります。手の平や指を深く大きく切ってしまった場合には、すぐに病院で治療を受けましょう。
トゲなどが刺さった傷の対処法
とげが刺さった場合には、トゲをすぐに抜き取り、消毒をして絆創膏または消毒ガーゼで止血しましょう。
この時トゲの一部が傷口に残っていないかをよく確認。またバイ菌が入ると破傷風の原因ともなるので必ず消毒をする。
破傷風とは?
破傷風は、土の中に潜んでいる破傷風菌がキズ口から体内に侵入して感染します。人から人へ感染することはありません。
怪我をしたあと、数週間ほどの潜伏期間を経て、口が開きにくい、首や肩が張るなどの症状が現れます。やがて発言障害が起き、筋肉に硬直と痙攣を起こします。呼吸困難などを起こした重症の場合は、命を落とす危険性もあるので、要注意です!
破傷風の予防策は、予防接種を受けておくこと。
まとめ
手のひら、指には細かい神経が集中していますので、深く切って怪我をした場合は自己判断で処置をせず必ず病院で治療するべきです。出血量が多かったり、キズが深かったりすると手遅れになってしまうので注意が必要です!
あの時無理にでも病院に行っていれば良かった・・・後になってからこんな後悔をしないように適切な処置をしましょう。