蚊に刺された時のかゆみや腫れ、痛みを抑える薬と対処法

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春から秋にかけては、家にいてもレジャーに出かけてもうっとしいほど遭遇する蚊。最近はデング熱を媒介するとニュースで話題にもなり、蚊によるウィルス感染もあることから、たかが蚊とはいえ油断できません。

蚊に噛まれたら、子供にかぎらず大人でもかゆみを我慢できずに掻きむしりたくなるものです。しかしそのため炎症がひどくなったり、傷跡が残ってしまう可能性もあります。

今回は蚊に刺された時の皮膚のかゆみと腫れを抑える薬、対処法をご紹介します。

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蚊に刺されるとかゆくなる原因

蚊に噛まれた時に人間の皮膚が痒くなる原因は、蚊は人間の血を吸うときに皮膚に唾液を注入するためです。この唾液には麻酔のような成分が含まれており、これによって起こるアレルギー反応で皮膚がかゆくなるのです。ちなみに血を吸うのはメスのみ。

このアレルギー反応には、即時型(年齢が若い層)と遅延型(年齢が高い層)に分かれ、若い人ほど早く痒みが発生し、年齢が高い人ほど遅く痒みが発生します。

かゆみを抑える対処法

患部をよく洗う

蚊の唾液をできるだけ洗い流しましょう。蚊の唾液は酸性なので、アルカリ性の石鹸で洗うとかゆみを抑えることができます。石鹸がない時は、水道水で洗い流すだけでも十分です。

薬を塗る

虫刺されに効果がある市販薬は主に2種類。

痒みだけ抑える時は「抗ヒスタミン剤」が含まれている薬が効果があり、患部にかゆみと腫れの炎症がある場合には「ステロイド剤配合」の薬が適しています。即時型(若い年齢層)の時は抗ヒスタミン剤、遅延型(年齢が高い層)の時はステロイド剤配合を使用しましょう。

注意点として、同じ名前の薬品名でも「抗ヒスタミン剤」「ステロイド剤配合」と効果が違うものがあるので、間違わないように購入しましょう。

患部を温めるのか?冷やすのか?

蚊に刺された直後は温めることで蚊の唾液成分を無くす効果があります。使用するものはタオル等を使い、温度はなんとなく熱いかな?程度までお湯で温めましょう。

逆に刺されてから時間が経ってしまうと逆効果になりますので、時間が経過した場合には冷やしましょう。

蚊に刺されないための予防策

自宅の蚊の侵入対策をする

自宅の出入りするときに、玄関を開けた時や換気口からなど家の中にも蚊は入ってきます。家の中では蚊取り線香、屋内用の置き型虫除けなどを活用すると効果的です。

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レジャーの時の予防対策

山林など蚊が多いところに出かける時は、できるだけ肌の露出を少なくする。また露出している部分には虫よけスプレーを使用すること。また、虫よけスプレーは汗をかくと落ちてしまうので、汗を拭く度に使用しましょう。子供用には、アロマ、ハーブ、ハッカなどの天然由来の虫よけグッズがあります。

蚊は汗の臭いを好みます。汗をかくと蚊が近寄ってきますので、こまめに濡れタオルなどで拭いたり、着替えるなどをして早めに対策をしましょう。また、アルコールを摂取すると、その臭いで蚊が寄りますので、蚊が多い場所では控えましょう。

まとめ

蚊が近寄ると耳障りな音を出しますし、刺されても痒みがでるため非常にやっかいな虫です。また、あんな小さな虫が人間に有害なウィルス感染をさせたり、命の危険をも脅かすこともあるのが驚きです。

上記の蚊の対処法をしても、かゆみがおさまらない、腫れがひどくなる、など症状が良くならない場合は蚊へのアレルギー反応が強い、他の虫に刺された可能性もありますので、皮膚科を受診しましょう。

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