かゆい水虫になる原因と種類別症状!指や爪の感染治療と予防対策

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男女問わず発症する水虫は強い感染力と臭いがあり、ここ最近ではブーツを履く機会が多い女性が感染しやすい症状と言われています。特に足の裏や指の間などの皮膚、または爪に感染することが多いです。

日本は高温多湿な気候であるため水虫が繁殖しやすい土地柄であります。そのため、水虫の感染被害に合わない、また感染を広げない為にも正しい対策法をしていく必要があります。

せっかく治っても原因がわからなければ再感染してしまうことも多いはず。水虫の原因をしっかり把握して、水虫の感染対策をしったりと行いましょう。

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水虫とは

水虫は白癬菌というカビの一種が足の角質層に侵入し、繁殖することで発症します。人間の皮膚(角質層)にはケラチンという物質が存在し、白癬菌はこのケラチンを好むため、角質層に寄生すると簡単に死滅してはくれません。

そして感染力が非常に強く、水虫の人が素足で歩いたマットの上を素足で歩くだけで感染する可能性があります。

水虫の症状

水虫の症状は主に4つのあらわれ方があります。

趾間型(しかんがた)

足の指と指の間にできやすく、一番多い水虫のタイプです。

皮がむけてカサカサする乾燥型とじゅくじゅくして赤く、皮がふやける湿潤型の2パターンあり、かゆみの強さは湿潤型が多いです。薬指と小指の間が最も水虫ができやすいです。

小水疱型(しょうすいほうがた)

足にポツポツと小さい水疱ができます。皮がむけることもあり、指の付け根や足の側面、土踏まずなどに多く発症します。

進行するにつれて非常に痒みが増していき、水疱が破れると白や黄色の汁が出ることもありますが、白癬菌ではないので水疱からうつることはないです。

角質増殖型

まず足の裏全体がカサカサになってシワが深くなり、白く粉を吹いたような状態になります。さらに症状が悪化すると硬くなった皮膚は厚くなり、シワにそって皮が剥がれていきます。そして、ひび割れが進むと痛みを生じ、歩くと激痛が走るようになる場合もあります。

水虫の一般的症状といわれるかゆみやじゅくじゅくなどの症状はなく、乾燥による肌荒れや加齢による角化と勘違いしやすくひび割れが起きてから気づくことがあります。この自覚症状がない期間にも剥がれた皮には白癬菌がいて、他の人が感染する原因になります。

爪白癬(つめはくせん)

爪に白癬菌が侵入して発症する水虫です。

爪が白色や褐色に濁り、分厚くなります。爪には神経がないため、痛みやかゆみはありませんが、分厚くなりすぎると靴を履くときに圧迫され、痛みを感じる場合があります。

ほどんどの場合既に足白癬を患っており、そこからの感染であることが多いです。爪白癬になってしまうと外用薬では爪の奥に侵入した白癬菌に届かないため、内服薬での治療が基本となります。完治するま時間がかかるので、足白癬の初期に気づいたら早めに皮膚科を受診しましょう。

水虫になりやすい人と主な原因

水虫は白癬菌が皮膚に感染することで起きる病気です。触れてすぐに感染するのではなく、皮膚についた白癬菌が洗い流されずに高温多湿という好条件を得ると繁殖をはじめます。

白癬菌を繁殖させやすい人と、水虫になりやすい原因をまとめました。

免疫力・抵抗力が弱い人

これは水虫に限ったことではないのですが、毎日の食事など栄養のバランスが悪かったり、睡眠不足の方は注意が必要です。一般的な風邪も含め感染症は免疫力や抵抗力がない人がかかりやすくなります。

靴を長時間履く方

白癬菌が足の裏の皮膚についた状態で、革靴など通気性のない靴の中は高温多湿で、白癬菌が繁殖する絶好の機会といえるでしょう。朝から晩まで靴を履いたまま仕事している方は要注意です。

家族に水虫の人がいる方

家族に水虫がいる人は要注意です。

マット・廊下・スリッパなど家庭内のどこにでも白癬菌が落ちている可能性があり、これらから皮膚感染する可能性が非常に高くなります。

冬のブーツ

女性が水虫になる可能性が非常に高いと言われているのがこの原因です。

水虫は乾燥と寒さを嫌うため冬になると活動が鈍くなりますが、ブーツの中は高温多湿の環境が維持され繁殖が活発になります。汗で非常に蒸れやすい環境のため、足汗をかきやすい人は要注意です。

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水虫にならないための予防対策

水虫を予防するには、白癬菌が皮膚にくっついても角質に侵入させない、繁殖させないようにすることが重要です。日ごろからできる予防習慣を身につけましょう。

感染症にかかりにくい体づくり

しっかりと食事から栄養をとり、睡眠をしっかりとりましょう。

体質を改善し、白癬菌に感染しにくい体にしましょう。

家族に水虫の人がいたら

家族に水虫の人がいると、自分も感染してしまう確立はぐっと上がります。まずは、家族の水虫治療を早急に進めましょう。

タオル・バスマット・スリッパなどの共用は避けましょう。爪切りの共用でも感染することがありますので、やめたほうが良いです。そして、神経質になる必要はありませんが、床や畳の掃除も小まめに行いましょう。

清潔を心掛ける

足は蒸れやすく、不潔になりやすいです。

毎日の入浴では、足の指の間までせっけんで丁寧に洗いましょう。角質を傷つけると白癬菌が侵入しやすいので、軽石や角質とりの使用は控えたほうが良いでしょう。

素足で利用する施設に行った時は気をつける

温泉やプールは不特定多数の人が素足で利用しています。

白癬菌が足に付着しやすいので、利用後はきれいに洗い流し、よく乾燥させましょう。

靴の湿気対策

密閉性の高い革靴・ハイヒールなどは指の間を狭くして湿気がたまりやすくなりますので、自分の足があった通気性のよいものを選ぶことが重要です。

できれば3足ほど靴を用意して、同じ靴を毎日履き続けることは避ける。また履いていない靴の中に新聞紙を入れるなどして風通しの良い場所で天日干しをするか、陰干しをして乾燥させましょう

可能であれば、できるだけ靴を履く時間を短くする。オフィスなどではサンダルに履き替えるのがベストですが、難しい方は靴下を履き替えたり、靴の中をタオルなどで小まめに拭くと効果的です。

靴下もナイロン製のものは避けましょう。吸湿性のある木綿・麻素材を選び、毎日洗ったものに履き替えること。5本指靴下は指の間が蒸れにくいのでお勧めです。

まとめ

水虫にならないための対策をしていても感染してしまったら早期治療が何よりも重要です。自覚症状がない時もあるので気づくのが難しい場合もありますが、まず自然治癒することはありません。疑わしい場合は、一度皮膚科に相談してみましょう。

外用薬は自覚症状がなくなっても最低一か月程は継続が必要です。再発・再感染を防ぐ為に上記の水虫予防策を習慣にすることで、足の臭い対策にもなるので非常に効果的です。

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